vivolaが山梨県による「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択、不妊治療データ検索アプリ「cocoromi(ココロミ)」を活用した山梨県特設ページを開設

vivola株式会社のプレスリリース

「AI x 女性医療」を軸にサービスを展開するvivola株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:角田夕香里、以下「vivola」)は、山梨県と連携し、2022年1月5日 (水)より、当社が運営する不妊治療データ検索サービス「cocoromi(ココロミ)」を活用し、山梨県で不妊治療に取り組む患者に向けたサービスを展開いたします。

  • 取り組みの背景

 国内における少子化は加速しており、2020年の出生数は87万人で過去最少となり、深刻度を増しています。一方で、子供を産みたくても産めない、不妊治療をしている患者が50万人以上に上り、また、社会保障・人口問題研究所の調査1)によると、不妊の心配をしたことがあるという夫婦は35%、実際に不妊検査や治療を受けたことがある夫婦は18%に上るとも言われており、およそ5.5組に1組と言われています。

 また、厚労省が2021年3月に公表した「不妊治療の実態調査」によると、不妊治療を行う当事者の経済負担は大きく、特に体外受精については1回あたり平均約50万円もの費用がかかっていることがわかりました。不妊治療を取り巻く課題として、このような経済的負担のみならず、「自分に合った情報が得られない」「通院頻度が多く仕事との両立が難しい」「治療の長期化により、経済的・身体的・心理的負担が大きい」などといったことが挙げられます。このように、不妊治療を取り巻く環境には課題が多々見受けられますが、それらの課題について、vivolaでは民間企業のみだけでなく、医療機関、行政の皆様を取り組んでいくべき社会課題であると捉えています。

1) 2015年社会保障・人口問題研究所の調査, 厚生労働省「不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック」資料より抜粋,  https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf

 

  • 山梨県「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」に採択

 この度当社は、山梨県の「TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」(以下「本実証実験サポート事業」)に採択いただきました。本実証実験サポート事業は、山梨県全域を実証フィールドとして活用し、県内の27市町村職員、県内企業等とともに、最先端技術やサービスの実証実験プロジェクトを支援することを目的としたものです。

 山梨県と当社は、「不妊治療を現在行っている、もしくは今後行うことを検討している夫婦の、精神的な負荷を軽減したい」と考え、複数の検討を重ねる中で、この度「cocoromi」内に山梨県特設ページを開設するに至りました。
 

 

  • cocoromiアプリ山梨県特設ページについて

 特設ページ内では、山梨県における不妊治療についての情報提供をすることで、不妊治療を現在行っている、もしくは今後行うことを検討している夫婦の精神的な負荷を軽減することを目的としています。
 

県特設ページの内容

項目 内容
専門家への相談 山梨県の不妊治療相談窓口ルピナスとの連携
県内医療機関の紹介 山梨県で生殖医療に携わっている医師のインタビュー記事の掲載
トークルーム カテゴリごとに匿名で情報交換の場を提供
その他情報提供 山梨県の助成金情報や不妊治療に関わる情報を提供

(アプリ画面一部抜粋)

 

関係者からのコメント
山梨県リニア未来創造局リニア未来創造・推進課:
 vivola株式会社は不妊治療データ検索サービス「cocoromi(ココロミ)」を始め、様々なアプローチにより不妊治療患者の環境改善に取り組んでいます。今回の実証実験では本県と連携して県民向けの特設ページを開設しますが、今後、この実証実験により得られた成果をアプリのユーザビリティ改善や高機能化などに繋げていただくことにより、vivola株式会社のビジネスが新たなステージに進展することを期待しております。

vivola株式会社:
 この度、医療機関と自治体が連携して、不妊治療患者の治療環境改善を積極的に行っている山梨県の皆様とご一緒でき、とても嬉しく思います。患者にとって、よりアクセスしやすい医療機関、必要な治療に関する情報のご提供に貢献できるよう、コラボアプリでは山梨県ならではの情報提供を行っていきます。ぜひ積極的にご活用いただければと思います。

 
vivolaについて
人生100年時代と言われ、女性の社会進出、晩婚、晩産化が進む現代、ライフスタイルやキャリアの在り方には変化が起きつつあります。しかし、寿命が延びていても女性の出産適齢期は大きく変化しておらず、医学的な妊娠、出産のベストタイミングは、現代の感覚とずれが生じてきています。当社は人生100年時代のライフステージの捉え方を見直し、女性医療を支えるAIサービスを提供してまいります。

会社概要
会社名: vivola株式会社
代表者: 代表取締役 CEO 角田夕香里
設立年月:2020年5月
本社 : 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷5F
URL : https://www.vivola.jp/

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