「年を重ねるほど幸せを実感できるコミュニティ」の創造を目的として、業界・専門領域や国の壁を越え、多面的に相互に学ぶプラットフォーム、統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」を4月開始

株式会社アーティザンのプレスリリース

「創造」と「調和」をテーマに約20年にわたり、業界を超えた企業経営者が、失敗を含めた実体験に基づき、経営課題、社会課題に対して深い対話と相互理解を通じて、問題意識を共有してきた、会員制クラブ「ファースト・ウェンズデー」。
運営する株式会社アーティザンが、この度、高齢化で直面する問題等に対して、「年を重ねるほど幸せを実感できるコミュニティ」の創造を目的に、この問題意識に賛同する企業経営者、経営幹部、また研究者を含め、国を超え、問題意識を共有し解決に向けた枠組みをスタートします。統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」を2022年4月に「ファースト・ウェンズデー」の部会として発足。

 

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」

株式会社アーティザン(住所:東京都港区南麻布、代表取締役:岸 伸久  以下当社は、 アクティブシニアが、コロナ禍社会活動やコミュニケーションが制限され、コミュニティから孤立傾向にある高齢者の課題に対して未病・免疫力・フレイル*予防について、業界専門領域や国の壁を越え、多面的に学びあう、統合ヘルスケアイニティティブ未病・免疫力・フレイル予防」を20224スタートしますのでお知らせします。

■統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」について
(イニシアティブ設立の背景)
団塊の世代が75歳を迎える2025年。超少子高齢化の進行により、日本の医療制度の崩壊や高齢者層のQOL低下などの社会問題化が危惧されています。

高齢化社会高齢化社会

医療費抑制やQOL維持のためにも、高齢者層の健康寿命を延ばすことが重要です。そのためには、生活習慣病や脆弱化になるのを未然に防ぐ「未病」「免疫力」「フレイル予防」の領域に力を入れる必要があります。たしかに高齢者層において健康寿命の認知は高まっていますが、その具体的な対処法であるフレイル予防などの認知自体もまだ低く、行動変容に結びついていない状況にあります。また、未病、免疫力、フレイル予防対策が栄養、運動だけでなく、社会面、心理面、バイオを含めた包括的なアプローチが求められることも成果に繋がっていない一因と考えられます。

※フレイルとは:年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。(出典:厚生労働省「食べて元気にフレイル予防」)

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」の背景統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」の背景

健康関連企業はこのような状況を打破すべく、業界・国の壁を越えて「未病」「免疫力」「フレイル予防」の領域におけるソリューションの可能性を模索しています。

海外の研究機関では産学連携が日本以上に進んでおり、アクティブシニアを対象とした高齢者が直面する課題の研究が実践的で盛んです。ただ、これら先進事例が現時点では日本では紹介されていない状況にあります。このように、業界・専門領域、そして国の壁を越えたホリステイックなアプローチがアクティブシニアの「未病」「免疫力」「フレイル予防」対策には求められています。

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」の領域統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」の領域

(イニシアティブの特長)
当イニシアティブの特長は3つ。①国内外の最新ケーススタディから学ぶことができます。②国内外の業界をリードする企業経営幹部・研究者をスピーカーとして招聘し対話します。そして、③業種や学問領域などあらゆる枠組み・壁を超え、ソリューションに寄与する包括的な学びを提供します。

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」の特長統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」の特長

(イニシアティブの目的)
本会は「年を重ねるほど幸せを実感できるコミュニティ」の創造に賛同する企業、研究者、主宰者が、行政に依存せず、質とスケールを軸に、業種や学問領域などあらゆる枠組み・壁を超え、相互に学び合う場を創り、社会実装の実現により、アクティブシニア層の健康に貢献致します。

イニシアティブが目指す「成果」は以下の通りです。

  • 国内外の最新ケーススタディを学び、実践・実装
  • SDGs、健康経営目標達成への寄与
  • 企業連携(共同開発、共同研究、業務提携など)
  • 質の高い商品・サービス開発への寄与

今回、スタートに伴い、当会に参加を希望するアクティブシニアをターゲットとする健康関連企業・健康経営・SDGsに注力する企業の募集を開始します。

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」 会の風景統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」 会の風景

【統合的なヘルスケアイニチアティブ(未病・免疫力・フレイル予防) 概要】
▶公式サイト: https://integrated-healthcare.jp/
▶設立日:2022年4月
▶参加募集企業:
○ヘルスケア企業、食品・飲料(発酵関連含む)、健康食品、OTC、医療、医療機器、医薬品、ヘルスケア、バイオ、ゲノム、介護、美容、小売、サービス、外食に属する企業など
○健康経営、SDGsに注力する企業
○国内外の研究機関、医療機関、財団、メディア
▶運営体制
○主宰:当社 (勉強会「ファースト・ウェンズデー」)
 

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」概要統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」概要

 

 

【当イニシアティブが招聘するグローバル・アドバイザリー・メンバー】
▶小泉 武夫 氏(発酵学者)
▶トルケル・ファルケンベルグ 氏(カロリンスカ研究所 ボードメンバー、Unify Platform AG CRO)
▶ナイジェル・クラーク 氏(GPhC(英国医薬品評議会)議長、Unify Platform AG シニア・アドバイザー)

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」 グローバルアドバイザリーメンバー統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」 グローバルアドバイザリーメンバー

 

【当イニシアティブのスケジュール】
▶第一回フォーラム
日程:2022年4月25日(月)17:30-19:00
スピーカー: 小泉 武夫 博士(発酵学者)
テーマ:『発酵で健康』
開催方法:リアルおよびオンライン
特設サイト:https://integrated-healthcare.jp/forumapr/

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」2022年4月フォーラム統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」2022年4月フォーラム

 

▶第二回フォーラム
日程:2022年6月10日(金) 17:30-19:30
スピーカー:辻 哲夫 氏(東京大学 高齢社会総合研究機構 客員研究員、元厚生労働事務次官)
テーマ:『フレイル予防・地域活性化に向けて』
開催方法:オンライン
特設サイト:https://integrated-healthcare.jp/jun-forum/

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」2022年6月フォラーム統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」2022年6月フォラーム

▶第三回フォーラム
日程:2022年8月5日(金) 17:30-19:30
スピーカー:Nandu Nandkishore 氏 元 ネスレニュートリション グローバルCEO、元ネスレ本社 EVP(アジア・オセアニア(大洋州)・アフリカ地域 統括)、ボストンコンサルティンググループ シニア・アドバイザー、インド商科大学院 教授、ロンドンビジネススクール 客員教授
テーマ:『高齢化社会の課題と解決に向けて』
開催方法:オンライン
特設サイト:https://integrated-healthcare.jp/aug-forum/

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」2022年8月フォーラム統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」2022年8月フォーラム

 

■株式会社アーティザン
「年を重ねるほど幸せを実感できるコミュニティ」の創造をコンセプトとして、コミュニティ・地域創生、アクティブシニア・健康志向の高い層に、医療、食などの分野を超えプラットフォームを提供し、アクティブシニアが幸せを実感するコミュニティの創造に貢献します。

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」のコンセプト統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」のコンセプト

▶事業コンセプト:
事業コンセプトは、「年を重ねるほど幸せを実感できるコミュニティ」。アクティブシニアが、いつまでも社会の接点を持ち、自分の生きてきた軌跡、学んできた価値観を残し、次の世代に教えながら、同時に自分も教わり学ぶ。リアルでも、オンラインでも、自由に行き来できるコミュニティを創造していきます。その一環として、医療、食、バイオ、ゲノム、量子力学、メタバース、アート、スポーツを含めて人の健康長寿のためのプラットフォームを展開致します。

▶大手企業向け会員制勉強会「ファースト・ウェンズデー」:
http://fw-globalmanagement.com
大手企業の経営幹部を対象とした会員制の勉強会。本年で20年目を迎え、既に220回以上開催の実績を有します。日本を代表する企業の経営者陣、大使等々、業界をリードする講演者と会員メンバーとの「質」を重視した対話・ディスカッションが評価されています。

統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」主宰者統合ヘルスケアイニシアティブ「未病・免疫力・フレイル予防」主宰者

会社名 :株式会社アーティザン
代表者 :代表取締役 CEO 岸伸久
【お問い合わせ先】
info@artisan-group.jp

【グローバル・アドバイザリー・メンバー 略歴
発酵学者 小泉 武夫 博士
農学博士 専攻は醸造学・発酵学・食文化論。1982年から東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授を務める。2009年3月に退任し、同年より名誉教授に就任。
食物・微生物関連で特許20件を超えるほか、日本醸造協会伊藤保平賞や三島雲海学術奨励賞など多数受賞。現在、鹿児島大学、福島大学、別府大学、石川県立大、島根県立大学ほかの客員教授、発酵食品ソムリエ講座・発酵の学校校長を務める。単著は148冊を超える。『食あれば楽あり』を日本経済新聞に29年間連続連載中。

トルケル・ファルケンベルグ博士
カロリンスカ研究所 ボードメンバー、Unify Platform AG CRO
1990年より、ノーベル賞生理学賞選考委員会のあるスウェーデン・カロリンスカ研究所に所属。専門は、薬理学、分子生理学、統合医療。2012年より、カロリンスカ研究所統合ケアサイエンスセンター・主任研究員、Ekhaga研究財団・科学理事、スウェーデン統合医療医師会・理事、カロリンスカソーシャルサステナビリティーセンター・主任など、様々な専門研究機関の要職を歴任し、2012年より、WHO(世界保健機構)のアドバイザーに就任。2016年よりカロリンスカ研究所のボードメンバー(Representative of the employees)に就任し、現在に至る。

ナイジェル・クラーク博士
GPhC(英国医薬品評議会)議長、Unify Platform AG シニア・アドバイザー
英国政府関係の英国医薬品評議会(General Pharmaceutical Council GPhC)の議長。2014年3月より現職。General Pharmaceutical Council (GPhC)は、イングランド、スコットランド、ウェールズにおける薬剤師の独立した規制を行う機関で、薬剤師、薬剤師の技術者、薬局施設の規制を担当する機関。Learned Lion Partnersのシニア・パートナーであり、Oxford BioElectronicsの医療研究事業、Attomarker Ltdの診断事業の取締役会の議長を務め、欧州心臓病学会のアドボカシー委員会のメンバーでもある。

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