「相談」の力で、うつで苦しむ人を減らす

株式会社Countelのプレスリリース

Countel はうつで苦しむ人を減らすため、新たな相談サービスを通じて「誰もが気軽にいつでも、誰かに話せる環境」を実現します。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社Countel」の夢です。

 

 

  • 深刻化するうつ問題

 

 日本で急増する「うつ」。厚生労働省のデータではうつ病の患者数は1996年(約40万人)から2017年(約120万人)へおよそ3倍と増加しており、現在もこの傾向に変わりはありません。そして現在、うつ病の中でも特に問題となっているのは、コロナ禍を通じて顕著に拡大している「産後うつ」です。最新の研究では、母親のうち「4人に1人」が発症のリスクを抱え、「7〜10人に1人」が必ず発症する 
という衝撃的な事実が明らかになっています。(筑波大学  松島准教授調べ)
 
  「産後うつ」は出産後(主に1年以内)の親に発するうつ病です。数週間から数ヶ月程度続くことが多く、悪化するとさらに重度な産後精神病となり、自殺願望の増大などから命に関わります。両親学級など対面での交流や支援・コミュニケーションが減少しつつある中、自宅で孤立した状態での育児を強いられる現在の状況下で、いかに周囲とのつながりを保つか、心の疲れの蓄積を日頃からどう取り除いていくかが喫緊の課題となっています。

 

 

 

  • Countel の原点と、目指す相談の形

 株式会社Countel (カウンテル)は精神科医を志す慶應義塾大学医学部の医学生によって創立され、そのミッションは「誰もが気軽にいつでも、誰かに話せる環境を作り出す。」ことにあります。創業者の細谷は幼少期より吃音(言葉を滑らかに発することができない発話の発達障害)に悩み、低学年の頃からカウンセリングに通っていた経験から、カウンセリングの重要性、そして今でも言いたいことがうまく言えない苦しみや、日々のストレスを感じたとき、誰かに「話す」ことでどれだけ自分の心が助けられるかを身に沁みて知りました。

 

 

 

 しかしながら現在の日本ではカウンセリングが広く一般的に普及しているとはとても言い難く、日常生活にカウンセリング文化が根付いている欧米の状況とはかけ離れていると言えます。その理由としては、主に以下の4つがあるとCountel は考えます。1つ目は「日本ではカウンセリングは保険適応外で、高価であること」、2つ目は「高価格の割に、その効果が利用しようと思う人にとって不明確であること」、3つ目は「事前の予約が必要なことが多く、悩んでいる今すぐに相談できないこと」、4つ目は「有資格者であることが、良いカウンセラーである保証には完全につながらず、同じカウンセリングでもサービスの質のバラツキが激しいこと」が挙げられます。

 

 

 

 Countel はカウンセリング業界において、これら4つの課題を乗り越えた極めて使いやすく、相談へのハードルを大幅に下げた「新たなカテゴリー」となる相談サービスを生み出し、人々がより専門的で本当に効果のある医療カウンセリング等への容易なアクセスを可能とする、「橋」となることを目指します。

 

 

 

  • 子育て相談アプリ『AnS アンス』

 上記の4つの課題を乗り越えた、「産後うつ」予防のための育児層向け相談サービスが、『AnS アンス』(https://www.countel.net
)です。『AnS アンス』は育児中のママ・パパが、同じような悩みや経験を持つ先輩ママ・パパや専門家(保健師や臨床心理士など)に、今すぐ相談できるスマホアプリです。

 

 相談方法は2つあり、「オンラインで先輩ママ・パパや専門家と、今すぐ通話で相談できる機能」
と、「悩みを掲示板形式で投稿し、それに対して先輩ママ・パパや専門家が文面で返答する機能」
が用意されています。

(※ 専門家への通話相談のみ有料で、専門家は今年5〜6月に追加予定です)

  相談を受ける先輩ママ・パパについては、相手を尊重し、聞き手としてのリテラシー(通称:アンサーリテラシー  https://www.countel.net/anser-literacy
)をクリアした方のみが認められる形式となっており、悩み相談の掲示板やSNSでありがちな心無い返答やトラブルを防ぐことを目指しています。アンサーリテラシーは臨床心理士監修のもとシンプルなクイズ形式で、短時間でポイントを身につけることができます。

 

 

  『AnS アンス』のご利用に関するご質問やお問い合わせは、メール(official@countel.net)にてお気軽にお問い合わせください。サポートスタッフが迅速に対応させていただきます。

 

 

 

  • よくあるご質問

 

Q.  通話相談にお金はかかりますか?

AnS はお母様・お父様同士みんなで助け合う、ピアサポートをコンセプトとしたサービスです。そのため、先輩ママ・パパへの相談は無料となっております。
 
Q. 「子育て」の目安は何歳くらいまでですか?

明確には定まっておりませんが、12歳以下(小学生)を中心に、中学生・高校生でもご利用可能となっております。
 
Q.  産後うつなどで精神科に通院中の人でも、相談できますか?

本サービスは医療機関ではありませんので、治療を目的とした医療カウンセリングは受け付けておりませんが、日々のお悩みなどはお気軽にご相談ください。
 
Q.  子育て中の男性も利用できますか?

もちろん可能です。男女関わらず、お気軽にご利用ください。
 
Q.  通話相談の時間はどのくらいを想定していますか?

AnS では、聞き手となる先輩ママ・パパや専門家の都合上可能な範囲内であれば、1分からでも何分でも、好きな分だけ話すことができます。ちょっとのおしゃべりでも、ゆっくりな相談でもお気軽にお使いください。
 
Q.  これから出産・子育てを考えている人も使えますか?

もちろん可能です。ご出産の前もお悩みは多いですから、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 株式会社Countel は今後もより多くのお母様、お父様方をはじめとした、全ての人々の心の支えになれるように、話して気持ちが楽になる、皆様に寄り添い気軽に使っていただけるサービスを目指します。

 

 「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの 夢の実現を本気で目指しています。

 

 

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【株式会社 Countel について】

2021年創業。
2020年度 新宿区ビジネスプランコンテストでの優勝をきっかけに、慶應義塾大学医学部生によって設立。
世の中のうつを減らすため、「誰もが気軽にいつでも、誰かと話せる環境を作り出す」ことをミッションに掲げる。Countel の生み出すサービスは、信頼できる誰かと日常から話すことの大切さに着目した、「人との対話」に視点を置いた新たなメンタルヘルスケアを特徴とする。

主要なサービスとして、全てのママ・パパが様々な育児経験をされた先輩や、同じ境遇にいる同期ママ、さらに専門家と今すぐに繋がることができる、1on1 プラットフォーム『AnS アンス』の開発・運営を行う。
 
また過去には、利用しやすい価格設計を実現したママ・パパ向けオンラインカウンセリングサービス『Countel Baby』(https://www.countel.net/countel-baby
)、法人向け『Countel Baby for Office』(https://www.countel.net/for-office
)を提供してきた。さらに、大学受験・内部進学を見据える高校生とその保護者の学習面・心理面でのサポートのために、都市圏の最難関大学生・医学部生がお答えするオンライン個別相談サービス『Countel Student』(https://www.student.countel.net
)を2022年4月より開始している。

 

会社名: 株式会社Countel
設立:2021年4月6日
資本金:117万円
代表者: 代表取締役CEO 細谷幸生
所在地: 東京都杉並区永福3-20-10
ホームページ:https://www.countel.net/corporate

 
 
【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社Countel   担当:細谷幸生
E-Mail:official@countel.net

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